2020年1月24日、帝人株式会社から、人財部ダイバーシティ推進室長　原美奈子氏をお迎えして、「変革と挑戦の原動力：人財のダイバーシティ＆インクルージョン」と題するお話をいただきました。同社は、2000年から20年間、ダイバーシティ推進に取り組んできましたが、その中でも、女性や若手の育成に力を入れ、管理職への登用数を着実に増やすとともに、風土改善や啓発活動を行ってきました。近年では、ダイバーシティを中期経営戦略の重点領域と位置付け、経産省による「ダイバーシティ経営企業100選」や東証上場企業のうち「なでしこ銘柄」にも選定されています。また、CMで見かける「DAKE JA NAI（だけじゃない）」のキャッチフレーズは、多様性のことでもあるそうです。

今回は、とくに、帝人のD&Iの取組みの数々とそれにともなう成果、帝人の第一線で活躍する技術者についてご紹介いただきました。

参加したのは、いろいろな部署・職位の面々で、男女比も半々程度と、まさに多様性そのものでした。お話の合間には、効果的な施策や意思決定の仕方などについて質問があり、実例をもとにした明確で具体的なアドバイスをいただけました。